FC2ブログ
ひでぽんの司法試験あれこれ
旧司法試験をメインテーマに、その対策や分析について、徒然なるままに書いていきたいと思います。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

19年民法第2問①
<総説>

この問題は、見た瞬間戸惑った方が多かった
のではないでしょうか?

昨年の一問目同様、正面から「法律構成」
を聞きながら、事案が長く複雑な上、
今までの司法試験で聞かれた
ことの無いような事案だったからです。

もっとも、問題文の最後の方に
アプローチのヒントが書かれており、
そこから組み立てていけば、
自然と出題意図に答えられるように
なっています。

やはり、本試験らしい、かなりの
良問だと言えましょう。


<現場での分析>

・何だ??「法律構成」か。
昨年の一問と同じ問いかけだが、
今年は2問とも論理的な問題か??。

・問題文の事情、特に金額や時期が
異常なほど具体的だな。しかし上手い
使い方が思い浮かばないな。

・「BC間及びAC間の法律構成」??
「法律関係」でなく??
う~ん、意味が分からない。

・今まで聞かれたことのないような事案だし、
賃貸借が苦手ではない、自分がよく分からない
のだから、あまり悩みすぎることはないか。
自爆しそうな人が沢山いそうだし。
こういう問題は、みんなが書くであろう論点
をしっかり書けば、自然と浮上するはずだ。

・とりあえず、問題文の最後の指定に
従って、①賃貸人がどちらか、②敷金返還債務
を負担するのが誰かをしっかり論じよう。
「法律構成」という指定には正面から
答えられないが、やむを得ないな。

・まず①の賃貸人がどちらかだが、
ABの合意解除の有効性が問題になるな。
転借人には対抗できないはずだが、
その結論を貫くと、それ以上続かないから、
事情を使って修正しよう。

・次に論じるのは、賃貸人たる地位の移転
に転借人の同意が必要かだな。
これは典型論点だ。

・さて、普通はここで、
賃料請求に登記が必要かを論じるわけだが、
本問の様に、転貸借の合意解除では
そんなの論じる余地は無いはずだが・・・。
しかし、Cの二重払いの危険は存するな。

・・・・・・・

んっ??!!そうかっ!!
「譲渡した旨を通知」という事情が
ここで使えるぞ!!
通知したのだから、二重払いの危険は
無いと認定すれば良いのか!
さすがは本試験だな。

・次に②敷金返還債務についてだが、
ここは典型論点だし、正面から聞かれて
いるから、敷金の趣旨からしっかり
論じようか。

・最後にまとめの形で、BC間とAC間
の法律構成について書くか。
そして、本問の出題意図であろう、
特殊性(Cの保護は図られているし、
Aに移転するとした方が簡明な
法律構成)について触れておこう。
スポンサーサイト





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。