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ひでぽんの司法試験あれこれ
旧司法試験をメインテーマに、その対策や分析について、徒然なるままに書いていきたいと思います。
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出題の趣旨の使い方②
前回出題の趣旨について書いたが、
若干抽象的なので、今回は具体的に
どう実践するかについて書く。

今年の憲法の1問目を使って見る。

今年の出題趣旨には、「放送事業者の」
「広告放送の自由」を制約と書いてある。

この時点で、人権の認定を営業の
自由や財産権にしてしまうと、
出題者の意図からズレると分かる。

ましてや、広告主の人権などを
論じてはあさって答案とも考えられる。

もっとも、出題者の意図がどうであれ、
受験生の多数がそのような認定を
しない限り、減点になるわけでない
と、前述した通り。

そこで、多くの再現を検討。
すると、ほとんど受験生が、営利的
広告の自由を認定していることが
わかる。

とすると、営業の自由や財産権
のみで論じた受験生は、やはり
減点が免れないと想像がつく。

なお、広告主の人権をメインに
論じた答案は無かった。
とすれば、このような認定を
すると、かなりキツかったこと
がわかる。

次に趣旨には「損害に対する
賠償ないし補償」と書いてある。

そして再現を見ると、そこまで
言及した答案はごく一部と分かる。
そこで、当該問題意識は加点事由
にすぎない、と想像がつく。

このようにして、出題の趣旨の
文言を分析していくのだ。
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